熊本訪問

去る11月2日3日、熊本県八代市を訪問してきました。

4月の熊本地震に際し、高知県の農家と大変繋がりのある八代市の西岡養蜂園の多大なる被災を知り、少しでも支援できればと、Tシャツを販売、多くの方々にご協力をいただきました。
そのTシャツの制作費を除く売上金全額を八代市に寄附をするために、NPOなとわとして、5人で伺いました。
2日の13時に高知市を出発、16時の宿毛佐伯フェリーに乗り、熊本入りしたのは夜中の12時でしたが、西岡養蜂園さんにこころよく出迎えていただきました。
そして、地震の様子など、本当に大変だったことを教えていただきました。
また、西岡養蜂園さんで育てられている蜂は、交配用で全国へ出荷されていること、蜂の交配がなかったら種も作られることがないこと、種が作られなかったら、植物が育たないことなど蜂の交配の重要性をお聞きしました。その蜂が、今回の地震やその後の大雨などで大変な被害を受け、危機的な状況になっていることを知り、何とかしてがんばっていただきたいと思ったことでした。
翌日に八代市役所に養蜂園の支援をお願いするために、寄付金を請願書と共に贈呈。
その後、やつしろFMに出演させていただきました。
そして、蜂の生育場所などを見学させていただき、熊本八代市を後にしました。

熊本県道中はおもに夜の移動でしたが、復旧された高速道路はガタガタ、通る道すがらの屋根にはビニールシートがたくさん見られ、半年以上たった今でも、地震の爪痕をまざまざと見て、熊本地震の大きさや大変さを感じたことでした。

今回の訪問は、私たちも大変勉強になりました。蜂の重要性はもちろんのこと、地震による被害は現地の方からお聞きしなかったら知ることがなかったと思います。実際に訪問をして、地震のすごさや、そこに住む方々の大変さを訪問して肌で感じることが出来ました。
少しでも早く復興しますように、願いながら、これからも支援を続けていきたいと思います。